happy365day’s diary

勉強用のメモ、読書メモなど、仕事や勉強に関する記録を残すためのものです。

読書メモ 『良質な質的研究のための、かなり挑発的でとても実践的な本』

 

忘れないうちに今年読んだ本を記録ーその4

内容メモは後程ゆっくりUPしていきます。

 

読書メモ 『上手な教え方の教科書 ~ 入門インストラクショナルデザイン』向後 千春

 

上手な教え方の教科書 ~ 入門インストラクショナルデザイン

上手な教え方の教科書 ~ 入門インストラクショナルデザイン

  • 作者:向後 千春
  • 発売日: 2015/08/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 読みました。

課題図書として読みましたが、タメになる一冊です。

マンガを使って分かりやすく場面設定しているのでとても分かりやすいです。

インストラクショナルデザイン、名前が長くて、いつもちゃんと言えてないのですが、教育工学などでよく使われるワードですよね。略してIDともいうそうで、最初はIDってなんだろうと、ググってしまいました。

授業設計だけでなく、子育てや、先輩、上司として誰かに何かを教えるときに役に立つことがたくさん書かれています。

行動心理学でもよく出てくるスモールステップ(ベビーステップともいう)の話とかも語学教育でも応用できるので、まだ読んでいない方はぜひ!(^^)/

 

ちなみに、私はこちら☟の本も買いましたが、まだ読んでいません。もっと詳しく知りたい方はこちらも併せて読むといいかなと思います。 

 

最後に、☟こちらは去年出たID関係の最新の本です。ちょっとお高いのでまだ購入はしていませんが・・・

 

 

読書メモ 『日本語を教えるための教材研究入門』

 

日本語を教えるための教材研究入門

日本語を教えるための教材研究入門

 

 読みました。

教材研究とても大事ですよね・・・と思いつつも、経済的・時間的・生理的限界があるため、たくさんの教材をまんべんなく読んで比べたりすることもできません。

たまに同僚や同業者と教材の話になると、「この教科書はおもしろくない」「この教科書は使いづらい」・・・などと愚痴を言ったりもしていました。

この本を読んで、考え方がだいぶ変わりました。「教材分析を通して、授業の在り方を考える」まさに帯に書かれている言葉そのものでした。

教材は、とある人が、とある学習者集団がに向けて作ったものだったりすることが多く、万人に合う教科書なんて存在しないことを再認識しました。

教科書を教えるのではなく、教科書で教える、という言葉もこの本を読んだことでより深く理解できました。

読書メモ 『日本語教師のためのCEFR』

 

日本語教師のためのCEFR

日本語教師のためのCEFR

  • 発売日: 2016/06/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 読書会の課題図書として読みました。

CEFRってなに?とググったところから始まった読書会でしたが、

みんなで議論しながら読み進めたこの本はとても勉強になりました。

複言語主義についても色々知ることができ、色々考えさせられました。

そして、CEFRとJFスタンダードや、Can-doなどについてみんなで議論しながらたくさんヒントや考えるきっかけを得ました。

後半は、いろんな先生方の実践も収められているで、まだの方はぜひ読んでみてください。

 

PS:

複言語主義に関しては、こちらのHPに細川先生のお話がありますので、よかったらぜひ!

ocw.kyoto-u.ac.jp

 

読書メモ 森川早苗『深く聴くための本』

読書メモ『深く聴くための本』森川早苗

 

深く聴くための本―アサーション・トレーニング

深く聴くための本―アサーション・トレーニング

  • 作者:森川 早苗
  • 発売日: 2010/09/01
  • メディア: 単行本
 

 


「言葉の奥に心がある」いい言葉だなと思いました。

傾聴の本を読んだりすると、ひとつ疑問に思うことがあるんです。
それは、「みんなが傾聴するだけだったら、誰が話すの?」です。


P44に「きく」の違いをこのように表しています。→「聞く、聴く、訊く」それぞれ「雑談、会話、対話」に対応しているとのことでした。
この本では聴くだけではだめかときがある。「訊く」をしなければいけないときもあります。ただし、詰問にならないようにきをつけること
と書かれています。なるほど!とかなり納得しました。


以下、気になったところのメモ:


P49
話してがひとしきり話したいことを伝えた後聴き手があなたが言いたかった事は○○○ですねと、その話のポイントを簡潔に返してみます。
それに対してその通りと思えば「はいそうです」、違うと思えば「いいえ、ちがいます」と返事をすると言うルールです。
実際にやってみると「いいえちがいます」と言われることが多いことにびっくりするでしょう。


p51
以下の三つがわかって初めて人の話の全体像が分かります。
「こんなことがありました(事実)」
「それでこんな気持ちになりました(感情)」
「だからこうしようと思った(計画)」

 

p66〜
★ノン・アサーティブな言動(非主張的・受け身的)I’m not ok. You are ok.
★攻撃的な言動(アグレッシブ)I’m ok. You are not ok.
★アサーティブな言動 I’m ok. You are ok.


P97
D 客観的に、具体的に、特定の事柄(言動であって動機や意図、態度ではない)を描写する。
E 特定の事柄に対する自分の感情や気持ちを、冷静に、建設的に、明確に述べる
S 具体的て、現実的な、小さな行動変容を明確に提案する。
C 積極的に選択肢を示す。(脅すことが目的ではない)。

 

 

読書メモ 筒井美希『なるほどデザイン 目で見て楽しむデザインの本』

『なるほどデザイン 目で見て楽しむデザインの本』筒井美希

 

 


 

読みました。(^^♪

学会発表やセミナーなどで発表する方々のスライドが素晴らしいこと!

みなさんセンスがよくて、さらに資料が分かりやすくて見やすい!

なので、私も少しは勉強しようと思って検索に書けたらこの本が出てきました。

構図やフォントなどについても詳しく説明があります。

写真付きなのでとても分かりやすかったです。