happy365day’s diary

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読書メモ 森川早苗『深く聴くための本』

読書メモ『深く聴くための本』森川早苗

 

深く聴くための本―アサーション・トレーニング

深く聴くための本―アサーション・トレーニング

  • 作者:森川 早苗
  • 発売日: 2010/09/01
  • メディア: 単行本
 

 


「言葉の奥に心がある」いい言葉だなと思いました。

傾聴の本を読んだりすると、ひとつ疑問に思うことがあるんです。
それは、「みんなが傾聴するだけだったら、誰が話すの?」です。


P44に「きく」の違いをこのように表しています。→「聞く、聴く、訊く」それぞれ「雑談、会話、対話」に対応しているとのことでした。
この本では聴くだけではだめかときがある。「訊く」をしなければいけないときもあります。ただし、詰問にならないようにきをつけること
と書かれています。なるほど!とかなり納得しました。


以下、気になったところのメモ:


P49
話してがひとしきり話したいことを伝えた後聴き手があなたが言いたかった事は○○○ですねと、その話のポイントを簡潔に返してみます。
それに対してその通りと思えば「はいそうです」、違うと思えば「いいえ、ちがいます」と返事をすると言うルールです。
実際にやってみると「いいえちがいます」と言われることが多いことにびっくりするでしょう。


p51
以下の三つがわかって初めて人の話の全体像が分かります。
「こんなことがありました(事実)」
「それでこんな気持ちになりました(感情)」
「だからこうしようと思った(計画)」

 

p66〜
★ノン・アサーティブな言動(非主張的・受け身的)I’m not ok. You are ok.
★攻撃的な言動(アグレッシブ)I’m ok. You are not ok.
★アサーティブな言動 I’m ok. You are ok.


P97
D 客観的に、具体的に、特定の事柄(言動であって動機や意図、態度ではない)を描写する。
E 特定の事柄に対する自分の感情や気持ちを、冷静に、建設的に、明確に述べる
S 具体的て、現実的な、小さな行動変容を明確に提案する。
C 積極的に選択肢を示す。(脅すことが目的ではない)。