読書メモ『子どものための哲学対話 (講談社文庫)』
しばらくの間、読書日記をつけることを忘れていました。少しずつ読み貯めたものをメモ代わりにUPしていこうと思います。
今回はこちらの『子どものための哲学対話』 (講談社文庫)を読みました。
哲学は興味の分野ですが、難しいんじゃないかなという先入観からあまり自分からすすんで読んでいませんでした。
テレビで作家の川上 未映子さんがテレビに出演した際に紹介していた本だったので、読んでみました。
全体的に子供でも読みやすいように工夫されていることは分かりますが、やはり哲学書の初心者にとっては内容をしっかり理解するのには時間がかかると思います。
猫の話?になっていますが、とてもシンプルな質問に答えています。
・なぜ働ければいけないのか。
・なぜ学校に行かなければならないのか。
・なぜ友達が要るのか。
いろいろ考えさせられるものでした。
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P11
仕事をしてお金を稼ぐのも遊ぶためなんだけど、その仕事が生きていくことそのものになっちゃうのは、その仕事そのものが遊びになっちゃったてことなんだよ。それはちっとも変なことではなくて、とてもいいことなんだよ。
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一度斜め読みをしましたが、もう一度精読してみようかなと思っています。
そして、次はもう少し具体例が示されている哲学書を読んでみたいと思いました。