読書メモ 池上 彰, 佐藤 優(2016)『僕らが毎日やっている最強の読み方』を読んで
今回はこの本
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池上 彰, 佐藤 優(2016)『僕らが毎日やっている最強の読み方 新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意』東洋経済新報社
全体的に二人の対談のような形で書かれた本です。
私は本を読みたいなと思いつつも、
積読ばかりで進まないために、
読書法などいろいろ読んでいます。
読書法は個人個人の向き不向きもあり、
どれが一番自分にとっていいかは、
自分で試してから判断するしかありません。
今回この本を読んで学んだことを書き留めます。
極意その①
いい本に出合うコツは、
「本をたくさん買うこと」
「本は待ったら買う」が原則!
「本の情報は安い」
「本は費用対効果が高い」ことを意識する
だそうです。
理屈は分かっているのですが、
経済的なこともあって、
あんまり大人買いはできません。
お二方のようにお仕事で使われるものは、
たぶん本を買うことも仕事の一つかも?
私の場合は借りることが多いですが、
この極意を読んで、
早く好きなだけ本が買える、
経済力をつけたいと思った次第です。
極意その②
読書は「心がけ」と
「ネット絶ち」で作り出される。
「いつか時間ができたら読もう」では読めない。
だそうです。
ちゃんと目標を立てて、
今日は何ページまで、
って決めた方がいいとの意見でした。
私は目標無しで気が向いたら読んだりするので、
なかなか進まず、途中で挫折して、
別の本へ浮気してしまうことも多々ありました。
たぶん、目標を決めて読んでいくことは、
とても大事かもしれません。
極意その③
タブレットは、
ネットサーフィンとSNSの誘惑が強い。
電子書籍は、
専用端末で読むのがおすすめ
だそうです。
本を読んでいる方も多いと思います。
自制心が強い方は問題になりませんが、
私もスマホでアマゾンアプリを入れて
電車の中や、隙間時間にに読もうと思うのですが
確かにLINEの通知がきたり、
メールの通知が来たりして、
すぐそっちのほうに気が向いてしまい、
気づくと20,30分以上、
スマホで遊んでしまっている自分がいます。
専用端末か、紙ベースの本を
持ち歩きながら、読む方がいいという
ことに間違いないように思いました。
極意その④
語学に必要なのは
「モチベーション」「お金」「時間」
「教養のための英語」では絶対に身につかない
だそうです。
いろいろ極意が紹介されていましたが、
私が納得し、実践しようと思ったのは、
上記の4点でした。
その他、知識を獲得するための読書法が
何点かあります。
①現代文の教科書・学習参考書を使えば、
読解力、論理的思考力をいっきに鍛えられる。
②「擬古文」の参考書を二週間で読めば、
戦前の資料も難なく読める
③歴史の学びなおしには
「日本史A」「世界史A」を活用
「基本」と「大まかな流れ」が
いっきにわかり、効率的
④読書で「知の型」「思考の型」を身につける。
基礎知識を強化するには、
小中学校の教科書が最適
④自分の専門分野以外については、
「通俗化された良書」で時間を節約する。
大月書店、労働大学出版センター、
⑤読むことで優位に立てるのが古典。
「読んでいないあなたが悪い」といえるのが強み。
おススメの本がありましたが、
メモせずに返してしまいましたので、
後日確認することにします。
⑥「読み方」はほんの種類で変える。
基本書は熟読し、
速読の本も「はじめに」と
「おわりに」は目を通す。
⑦「真ん中」部分を見れば、
その本の実力がわかる。
真ん中に誤植が多い、
文章が乱れた本は読まない。
以上、この本を読んで、
気になったところをメモしました。
みなさんも興味があればぜひ読んでみてください。